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私が着物を着る理由

着物が好きです。
洋服も好きです。
おしゃれをして出かけることが、ずっと私の楽しみでした。

でも、昔からそうだったわけではありません。

私は子どもの頃から

「自分が好き」

なんて、思ったことがありませんでした。

姉弟の中で、なぜか私だけ怒られることが多く、
学校では友達に距離を置かれ、気づけばひとりぼっち。
どこにも居場所がなくて、

「自分なんていない方がいい」

とさえ思ったこともあります。

でも、不思議とお姫様みたいなドレスや七五三の着物、
お化粧やヘアセットの時間だけは、心がワクワクしていたんです。
鏡に映る“可愛い自分”を見るたびに、

「私、これが好きなんだな」

って、何度も思いました。

思えば、ファッションはずっと私の心の支えでした。
唯一、“自分をちょっとだけ好きになれる”時間だったのかもしれません。

高校では演劇部に入り、衣装づくりに夢中になりました。
一度はデザイナーを目指して服飾の専門学校へ。
でも、うまくいかず挫折してしまい、ファッションの道を諦めました。

転機は、20歳のとき。
紹介された仕事で、化粧品ブランドの販売員になったことでした。

自己流ではうまくいかなかったメイクが、研修で一から学べて――
メイクひとつで表情がこんなに変わるんだって、感動したのを今でも覚えています。

お客様の顔がパッと華やいでいく瞬間。
その人の“らしさ”がにじみ出るような表情に変わっていくのを見て、

「表面的なオシャレじゃなくて、その人の“内側”を引き出す力があるんだ」

と、心から思いました。

その後、何度か転職を繰り返し、美容師免許も取りました。
でも私の人生は直線ではなく、夜の世界に飛び込むという選択もしました。

高級クラブで働く中で、着物やドレスを日常的に身にまとうようになり、

「自分に合う装いをまとうことが、こんなに心を支えてくれるんだ」

と実感するようになりました。

いつの間にか、

「私は私でいい」

と思えるようになっていたんです。

コロナ禍を経て、ハイブランドの販売員としても働き、
ファッションを通して、自分の価値を再確認するお手伝いができるようになりました。

あの頃の私からは想像できないくらい、自分が好きです。

内面を見つめること。
外見を整えること。

この2つは、決して別々のものではありません。

自分を好きになれなかった私が、
“好きな服を選ぶ”というシンプルな行為を重ねながら、
少しずつ少しずつ「自分らしさ」を取り戻してきました。

もし、今のあなたが

「変わりたいのに、変われない」
「自信がなくて、自分が嫌い」

そう思っていたとしても、大丈夫。

誰の中にも、“本来の美しさ”はちゃんと眠っています。

私は、ファッションと心を整えることで、
あなたの中にある「あなたらしさ」を引き出すサポートをしています。

何かが大きく変わるきっかけって、
実は“今日の服を、ちょっとだけ自分のために選ぶ”ことから始まるのかもしれません。

一緒にあなたの「自分」を取り戻していくお手伝いができれば幸いです。

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